妙高の自然と歴史〈13〉山の神はいずこに
自然・災害
特集・連載
2023.03.12
古代の神は生きる者に祟(たた)り、害を与える存在だった。しかし、人間が精神的に発達し、祭ることで善をなす存在へと変わっていく。
3月9日は山の神を祭る。神様が山から下りてきて、田の神様として五穀豊穣(ほうじょう)を見守ってくれる。神様の移動日だ。昔はぼた餅を作って神棚に供え、静かに過ごす日だった。