飛鳥・奈良紀行~ヒスイ文化衰亡の背景を求めて~(13)「神話で結ぶご縁の会」副会長・土田 孝雄 仏教文化受容の地 巡行の旅 ヒスイの出番遠のく 国宝や重文拝観、時代の変革実感
文化・歴史
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2023.03.01
ヒスイ文化の全盛期(縄文時代中頃)には、日本列島の北の礼文島から南の沖縄まで、ヒスイが大珠(たいしゅ)や勾玉(まがたま)、垂玉として縄文人や弥生人の生活に溶け込み、重宝された。しかし、6世紀中頃から急速に生産地の玉作り遺跡が衰え始め、全国的にも需要が落ちていく。