波動1/7
ひと・コラム
2022.01.05
水仙にかかる埃(ほこり)も五日かな―。5日ともなると正月気分は薄らぐが、何げないものに松の内を感じたという俳人らしい感慨の句。作者は松本たかし。歳時記に5日の例句として紹介されている▼オミクロンという新種のコロナウイルスの脅威を感じる中、初詣など各地の人出は昨年に比べて多かったようだ。